古いMacbook(白)のHDDがクラッシュしたのでSSDに換装した

2019/12/29

古いマシンなので、もうどこが壊れてるのかわかりづらく、何度か心が折れそうになりつつも何とか復活させた記録

年の瀬ということで、久しぶりにやられました「HDD全クラッシュ」

思い起こせば、娘が生まれる前に妻専用PCということで2008年5月に9万円でヤフオクで中古で購入した「MA700J/A」

このポリカーボネートボディの白Macbookがいつものようにフリーズしたので、軽い気持ちで強制電源ボタン長押し終了したら、再起動後、真っ白い画面・・・。

いわゆる嫌な予感・・・。(そして的中)

Intel ベースの Mac で利用できる起動時のキーコンビネーション – Apple サポート :

この辺を見ながらあれこれ試すもどうやら、HDDがお亡くなりになったっぽい・・・ご愁傷様というやつだ。。バックアップをしようと思っていた矢先に・・

昔はWindowsのトラブルシューティングは死ぬほど自作機も作ったので慣れっこなのだがMacは初めて・・・どうしたもんか。

しかたなく、分解してみたら中身は「MK8034GSX」というシリアルATAII接続の80GB容量HDDだった。2007年1月の製品らしい。

MK8034GSX

同じ型のHDDをヤフオクで探したらまったく同じものが2000円で出品されていたが、中古だし、これでリカバリーしてもあまりおもしろくないなと。

一瞬、新しくMBAでも、と思うも冬のボーナスも寂しい感じだったので修理しようと思うのだが、ふと、

最近のノートPCならばSSD化するのがアリなんじゃないか

と思い始めて、色々調べてみる。

最近のSSDの相場なんて全然見てなかったが、「CSSD-S6T128NHG6Q」という2.5inchのものが128GBで8100円だというので、評判も良さそうなのでこれでいっちょやってみることにした。
(これでクラッシュしてるのがHDD以外だったら泣けてくるのだが・・・)

早速、翌日到着。さすがアマゾン。
SSD2SSD1

ついでにマウンターからHDDをはずすために、T6とT8のサイズのトルクスネジのピットが入ったドライバーセットと、これまた久しぶりに玄人志向(懐かしいなこれ・・・)のS-ATA用USB変換ケースも買った(これは、完全にHDDが逝っていたら無駄な買い物になるが800円くらいだし、まあいいかと。。)

と思ったがラジオペンチで回せたので、トルクスドライバーはキャンセルすることに(730円に対して送料が450円とか泣けるし)
ラジオペンチでOK

あとはこの辺りのサイトを参考にして作業していくことに。

Mac が起動しない場合の対処 (Yosemite , Mavericks , Lion , Mountain Lion 共通) :

Macが起動しない時の症状の確認と復旧方法のフローチャート | Mac本体のデータ復旧 | データ復旧のパソコンサポートやまもと :

MacBookのハードディスクがクラッシュ!交換へ。 – Mac de 農業 ブログ :

■MacBook(黒)をSSD化![2章:交換編] | Jobweb SystemDev. Blog :

ドキドキしながら壊れたHDDをSDDに交換して「C」キーでCDROMドライブから起動するとインストーラーが起動したしなかったり不安定。

bootrom

何度かトライしてインストーラー画面へ進むも、今度はSSDが認識されて無くて焦る。

MacBook

よくよく見ると、SSDが上下が逆さに挿していた(ささるのもどうかと・・・)挿し直したら無事に認識。適当にディスクユーティリティなどで消去を選ぶとフォーマットができた。

detect_ssd

本体に付属のInstallDisc1を読み込もうとするも、内蔵CD-ROMの読み込みが不安定でアイ・オー・データの外付けドライブにしたりするも不調で、メモリをはずしたり、バッテリーをはずしたり、試行錯誤し、結局10.4のリカバリを最小構成にして乗り切る。

KUROUTOSHIKOU

そしてやっと10.4にあがったと思ったら、TimeMachine機能がなかったので、次は10.6へアップグレードできずハマる。
内蔵CDROMドライブも外付けからでも再起動後、進まないのでリモートでWindowsノートにつないだドライブからアップグレードを試みるも不発。

DVD or CD sharing:リモートディスクを使う – Apple サポート :

結局、最後は最初に戻って、内蔵ドライブでMacbookを縦置きにして無理やり重力の力で読み込ませることに成功。
昔、ピックアップ不調で裏返すと読み込むプレイステーションの経験が活きた(涙)

IMG_0220

というわけで、やはりバックアップが大事ということでLinkstation+TimeMachineでまたハマル

Linkstationの管理画面でTimeMachineの項目がナビにあるので、ユーザを作って、イメージファイルの設定をするのだが、ここでなぜか無線LANでつないでいても、内蔵EthernetのMACアドレスを登録する必要があるらしく、中々、「OSStatus エラー 2」が出て進めなかったが、なんとか、設定できた。

linkstation

と思ったら次は「エラー 45」に悩まされるがこの辺を見ながら何とか、突破。

MacのTime Machineのバックアップ先にBuffaloのLinkstation(NAS)を設定する方法 – sorarium :

自分でディスクイメージを作ってとか、ハードル高すぎ・・・

今ひとつ、何が決め手になって直ったのかよくわからないので気持ち悪いのだが・・・。もうこのNASも7年くらい前の(1TBx2のRAID1)なので、そろそろどうにかせんといかん・・・。

TimeMachine

データはパーになったけども、SSD化で起動は爆速(懐)になったので、この作業をもう一度やりたくないが、もうしばらくこのMacbookにはがんばってもらおうと思う。
(液晶もキーボードも壊れてないしね)