X68000Zの汎用エミュレータにMIDIボード再現機能が実装
ミニチュアX68000こと「X68000Z」ですが、着実にバージョンアップしており、いよいよ2024年9月に専用エミュレータのゲーム以外に、汎用エミュレータでのMIDIに対応をしたようです。
我が家のX68000Zも遅ればせながら「悪魔城ドラキュラ」のMIDIバージョンの再生ができるようになりました。
X68000版MIDIアレンジが出発点だった「MIDI POWER」
そんな「悪魔城ドラキュラ」以外にも、X68000版の「グラディウスII」や「出たな!ツインビー」「パロディウス」がMIDI再生に対応しているのですが、それらを収録したCDが1992年に発売されました。それが「MIDI POWER」です。
詳しくは「MIDI POWER」シリーズが5枚、「MIDI POWER Pro」シリーズが7枚というラインナップです。
特に珍しいのはProの方は3.5インチフロッピーディスクが付属し、CDに入っている楽曲のMIDIデータが収録されているところでした。
MIDI POWERにはX68000では未発売の「グラディウスIII」「XEXEX」「サンダークロス」などのMIDIアレンジが収録されており、もしや68版がこれから発売されるのか?と期待しましたが、結局、発売されませんでした。
改めて「MIDI POWER」シリーズを集めてみる
オークションや駿河屋などを利用することである程度はすぐに集まるのですが、MIDI POWER Pro6が中々見つからず苦戦しました。
(最後の鬼門だった、MIDI POWER Pro6)
ヤフオクのSundayくじで10%オフだったので、もうここいらが底値と断念。
90年代のパソコン野郎の多くはDTMと称してMIDI音源をPCにつないで、ゲームミュージックを聞くというのはわりと当たり前だったんですが、ゲームセンターのゲームの曲をMIDIで鳴らして聞くのが通だったんですね。
途中、焦って付属フロッピーディスクなしを落札してしまって心が折れたりしたが、再度落札しなおしたり。
なぜかPro6の帯だけ黒い。
あと、6からKONAMIのロゴが斜めだったのがまっすぐになってる。
誰か理由を知ってる人がいたら(多分いない)
珍しく作曲者のサイトが現存してました
(回想)当時リアルタイムに買ったProは「1」だけなのはなぜか
Pro1が発売されたのは1995/8/4。
自分は大学4年のときで、収録曲のMIDIデータ(SMF)のFDが付録でついてくるということで、当時かなりMIDIにハマっていた私は狂喜乱舞してCD屋にいったのだが、FDを覗いてみてびっくり。
CDに収録されたデータが全部入っているものかと思ったら、そのうちの数曲しか入っておらず、X68000+SC55mkIIを持っていたので、そこまで、データにも感動せず、なぜか落胆し、それ以降は購入していなかった。
しかし、今あらためて集めてみると、Pro5の沙羅曼蛇とPro7のGRADIUSは、今聞いても聴き応えがあるし、この頃の自由な時代を反映している感じがしてタイムスリップできる感じが、クラシックゲームミュージックCDにはあるなあ。
まとめ
あ