NW-A55で始めるハイレゾ・オーディオ生活(80年代ゲームミュージックに思いを馳せつつ)

生まれて始めてWALKMANを買ったのは1987年ごろでした

さて、平成最後のエントリーは、これまた昭和が終わるころの思い出話から。

当時、いわゆるオンボロいラジカセ(シングル)しか持っておらず、ライン入力による録音もなければ、CDプレイヤーもなかったので、TVアニメをそのラジカセをかかえて直録していたわけですが、WALKMANなる夢のような機械があることを知り初めて買ったのがこれでした。

なんとTV番組も直接録音できるというもの。一般的な再生専用WALKMANより2倍くらい厚みがありましたが、入手したときは天にも昇る気持ちでしたね。中学2年生のわたしにとって。

(しかし地元山梨は、TV番組はケーブルテレビで見るのが当たり前で、エアチェックできず結局録音はできないままだったのですが。。)

毎日の通勤BGMのお供はiPhoneでした

さて、時代は流れ、通勤時に音楽を当たり前に聞くようになって久しいですが、iPhoneを常用するようになってからは、もう再生機器はiPhone一択になってしまっていました。

基本的に聞く音源はCDを元に、iTunesから320kbpsで取り込んだmp3を専ら聞いて満足していたのだですが、

ふと・・・

「ハイレゾ音源ってどうなんだろうなあ」

と。

でも、昔の音源はそもそもハイレゾ音源化されていないものも多いので自分が普段聞いているオールドゲームミュージックとか関係ないのですが、それでもCD音源と比べて少なからず圧縮によって劣化している音を聞き続ける人生で、これからも良いのか?と疑問に思い始めたのがきっかけ。

あと、冬場は耳をすっぽり覆うヘッドフォンのQC-35が暖かくてよかったのですが、だんだん暖かくなってくると「耳が蒸れて辛い」のでそこも解消したいな、というのもありました。

とはいえ、さすがに30万円は出せませんが

そこでハイレゾ音源プレイヤーにどういうものがあるか調べてみると、SONYが一強状況?なんですかね。

一番高級なのはこちらのモデルでなんとお値段30万円弱もする

これは気軽には手が出せないな、と思っていたところ、一番廉価のものだとAシリーズのA-50というのがハイレゾ対応していてリーズナブルということがわかり、それを購入検討してみることに。

【レビュー】スマートフォンと一緒に使うウォークマン『A50』シリーズ 実機レポート – ミラーレス一眼αやフルサイズレンズ、vaio、ウォークマンなどソニー製品最新レビュー数掲載!ソニーショップテックスタッフ :

1つ型落ちのA-40でも特に問題なさそうだったのですが、形が50の方が好みだったのと、そこまで値段も変わらなかったので、せっかくなので最新型のこっちを選ぶぜ!

初めてソニーストアを使ってみた

手元にあったソニーポイントを使えるということで、ソニーストアを使ってみることに。

NW-A50シリーズ | ポータブルオーディオプレーヤー WALKMAN ウォークマン | ソニー :

今回はFLACという劣化の無い?データ形式で曲データを用意しようとするとmp3の10倍くらいのファイルサイズになるので、 ストレージ容量が大きめのモデルにしようかと思ったのですが、結構割高になりそうだったのと、256GBのmicroSDカードが4000円弱で買えるので、一番小さい16GBモデルをチョイス。

ヘッドフォン無しモデルと、ヘッドフォン付きが2種類あったので、せっかくなので本体とおそろいの色のスタンダードっぽいヘッドフォン付きモデルを選択。

3週間弱で到着

なぜか注文してから発送が20日後・・・iPadで刻印したら遅くなるとかあったけど、そういうわけでもないのにな、、、、謎。


せっかくなので、ハードに使っても良いようにソニーストアでオススメされたケースもなんとなくノリで買ってみた。なんとなくカバンの中でガラス面が傷ついたりしたらいやだな、と思い。

ちなみに、ソニーストアではなく、アマゾンでも普通に買えますw

独自の接続ケーブルと分厚いマニュアル

届いたばかりの新品のガジェットを開けるときのワクワク感は健在。

しかし本体の下にはなんだか分厚いマニュアル独自コネクタ接続のUSBケーブルが、いかにもSONYっぽいというか、日本製品ぽいというか・・・。

いちいち、説明書を読まなくても使えるのが本当は一番だよねえ。この感覚忘れてたなあ。

ケーブルも、今どきならUSB-Cとかだったらいいのにね。上下逆さにも挿せるとありがたいのに。

とはいえ、とりあえずヘッドフォン挿せばすぐ使えます(笑)カバーもさくっと付けてみた。

液晶はすごくキレイ(この画面で動画とかは、iPodShulleみたいに見れないのかな)

メニューは結構説明説明してる感じ。タッチで操作できるのだけどボタンの1つ1つがかなり小さいし、字も小さいので老眼だとちょっとキツイかも。iPhoneXRの画面での操作になれてるとちょっと戸惑うかも。

独自ケーブルをつなぐ端子カバーが付いてるのだけど、これ、充電のたびにつけたりはずしたりするから、だめになっちゃいそうだなあ。。。ここも、無接点充電に対応してくれたら良いのに。ついついiPhoneと比べてしまう。

とりあえずPCとUSBで接続するとフォルダが表示されて、そこにCDからリッピングしたFLACデータのフォルダを突っ込むと、そのまま素直にアルバムとして登録されるのはいい感じ。

特にiTunesみたいなソフト(MediaGo)は入れなくても良いのは○

SDカードで容量アップ

ウォークマン用のSDカードを選定する :

最近は512GBのmicroSDもあるみたいですが、コスパが悪いので、256GBで4,000円くらいが狙い目かもしれません。

SDカードを追加したらまずフォーマットが必要なのですが、こういうときに「設定⇒本体設定⇒各種初期化⇒SDカード初期化」、という導線が中々に見つけづらく、もう少しどうにかしてほしいなあ。

フォーマットが終わって、PCとつなぐと、本体とSDカードの2つのフォルダが表示される。どちらに曲データをコピーしても、まとめて管理されるので再生する際にいちいちメディアの指定を切り替える必要はないのは良い。

通勤電車内で使ってみる

主にQC-35+iPhoneXRとの使用感で比較してみたところ

・スタンバイ状態であれば再生を押すだけですぐ再生されるのは良い

・わざわざヘッドホンも充電をしなくてよい(当たり前)が、QC-35はバッテリーがかなり持つのでそこまでメリットはない

・A-55本体のバッテリーはかなり持ちがよさそう(1週間くらいはいけそう)

・ノイズキャンセル力でいうと、密閉型のQC-35の方が上か

音質の違いによる恩恵はまだわからず・・・・。ハイレゾ音源を買うしか無いかなあ。使ってる人たちの声を聞きたす。

トワイライトレッドとコーラルピンク

ところで、中々この組み合わせで使ってる人、いないだろうなあ、と。

この2色は呼び方は全然違うのに、色としては結構近い。

とりあえずかっちょええ。(自己満足)

おまけ

BluetoothでiPhonとWALKMANを接続することで、WALKMANのヘッドフォンで、iPhoneに入ってる楽曲を再生したりできる機能が追加されてました。

【レビュー】iPhoneでウォークマンA50シリーズのBluetoothレシーバー機能を使ってみました – ミラーレス一眼αやフルサイズレンズ、vaio、ウォークマンなどソニー製品最新レビュー多数掲載!ソニーショップテックスタッフ :

Amazonプライムで昔のアニメを色々みてるのですが、そういうときにも臨場感がアップするのかもしれません。

次はハイレゾ音源購入にも挑戦したいですね。

ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】 :

満足度:★★★☆☆(音質の違いがわかって、操作感がよければ+2かな)