X68000XVI型Raspberry Pi3のケースとDMMの4K巨大格安モニタで、デジタルサイネージを10万円以下で作る
【目次】
最近、欲しいと思えるデジタルガジェットがないなと
先日、GPD POCKETを入手して、その後、「これだ」というのが中々無かったので、そういえばなんかやりたいなあ、と思っていた時にまた、めちゃめちゃニッチな一品を発見。
往年の名機「X68000 XVI」のプラモデルケースが発売、ラズパイを搭載可能 – AKIBA PC Hotline! :
やべえ。これはやべえ。相当やべえ。「xbee」の由来になった「X68000 XVI」にちなんだグッズがこの21世紀に発売される機会なんてこの先も早々なさそうなので全力でGET。
中身は超簡単な、もはやビッグワンガムとの比較にもならないようなプラモデル感w
だが、そこは問題ではない。
そういえば、買っただけで放置していた木製の「X68000」ケースもあったので、大きさ比較用に記念写真。
ラズベリーパイ2でいくか3でいくか
さて、とりあえず、ケースだけあっても仕方ないので、ラズベリーパイを購入せねば、と調べると色々あるらしいが、最新は「3」らしく、ただ、消費電力が結構厳しいらしい。
電源に不安を覚えつつも、Wi-Fiが内蔵されていたり、もしかしたらCPUパワーを必要とするかもしれないので(結果的にやはりCPUパワーはあるに越したことはなかった)「3」で探すことに。
Amazon、ヤフオク、メルカリをチェックすると、単体だと大体、4500円~くらいだったので、ACアダプター付きやら、MicroSD付きやら色々あるが、まずは単品をゲット。
家に転がっていた64GBのMicroSDが故障してて(まだ買って3年なのに><)どうにもフォーマットを頑張ったが再起不能だったので、32GBのMicroSDも結局追加でゲット。
USBのアダプターはそこらに転がっていたやつで2A以上出るものがあったのでそれを使うことに(500mAくらいのだとインストール中に再起動がかかってしまってだめだった)
HDMIケーブルも必要なので適当にAmazonでゲット。
おとなしく、まずはRasbianをインストール
とりあえずパーツはそろったが、OSをmicroSDに入れないといけないらしく、やや古い記事だが、知り合いの今井さんが出ていた(笑)ので、このサイトを参考に進めてみた。
ラズパイを買ったらそのあとは?地獄の初期設定をしよう【OSインストール・日本語設定編】 | 株式会社LIG :
特に躓くこともなく、ファイルのコピーだけでインストールが完了。
microSDをラズパイ3本体に差し込んで、HDMIケーブルを自宅のテレビにつないで起動。サクサク進んで10分くらいで完了?順調順調。
もっともコスパの高いモニタはどれか?
ちょうどこのラズパイを設定しているときに、会社にデジタルサイネージを作ろうという話になり、とはいえそんなにお金もかけられないということで、探したところ、DMMの4Kモニタ(55インチ)が良いのではないかと(テレビも見ないのでチューナーいらないし)
DMM.make 4K – 低価格の4KディスプレイがDMMから再び登場 :
結論からいうと、リモコンがちょっとしょぼいのが気になったけど、7万円くらいでこんなのが買える時代になったのかあ、という感じ。割り切って使うなら問題ないかな。
今回はAmazonから買ったのだけど、今見たらなぜか買えなくなってた。なんか問題あったのかw
実際に会社でつないだらこんな感じ。
X68000XVIケースとの大きさの違いがヤバイwww
でも、普通にこの解像度の画面出力してChromeでブラウジングさせて1日中つけっぱなしでも全然大丈夫(ファンレスだから夏場はちょっと不安だけど)なのは、すごいなあ。4500円なのにw
※でもブラウズだけなら、ChromeCastとか、FireStickとかもあるといえばあるか。ソッチのほうが手軽な場合もあるだろうなあ。
ラズパイにマウスとキーボードもつながってるけど
なんでもWindowsからリモートで操作できるそうなので、これができれば自席のPCからもいじれるじゃんと思いセットアップしてみる。
Windowsパソコンからraspberrypi3にリモートデスクトップで接続する – Qiita :
最初、うまく接続できなくて焦るが、どうやら単に、「piユーザ」のパスワードを間違ってただけだった(だいぶ久しぶりにpasswdコマンド使ったw)
実際に接続してみると、自席PCから見えているものがそのまま、映し出されているデスクトップ上が操作できるわけではないのでちょっと違和感があるが、使い方を限定すれば便利そう。
スクリーンセーバーがかかってしまう・・・
しばらく表示しておいたら、スクリーンセーバーで画面が消えてしまうので、設定はどうやって変更するのか調べてやってみた。
Raspberry Pi 3Bのスリープモード解除|Penta creation :
素人にはハードル高そうな感じw この辺はまだまだWinやMacには及ばないんかな。
nanoなんていうエディタがあるのね。viとかvimとかも入ってるのかな。こういうのをやる時はリモートデスクトップが便利かも。(設定書き換え中に他の社員に見られて、全然すごくないのに、なんかすごそうなことをやってると思われたのでw)
さて、Linux版のChrome(Chromium)もあるので、大概のことはできるようですが、と、思ったら、普通にChromeも使えるのですね。
超簡単!LinuxにChromiumではなく、Chromeをインストールする方法 | ビバ!Linux :
Chrome使えるなら、わざわざ、WindowsやMac使わなくてもいいかな、とか思う今日このごろw OfficeもGoogle使えるしね。
Chrimiumでも、Chromeのアドオンが普通に使えるので、ダッシュボード的なページを複数のタブで開いて、一定時間おきに自動でタブを切り替えるアドオンを入れて、定期的に色々な情報を表示してます。
タブを定期的に切り替え表示してくれるChrome機能拡張「Revolver Tabs」がトテモイイ – ログってなんぼ :
めちゃ便利
というわけで、お手軽(?)にラズベリーパイを使った簡単デジタルサイネージ作成でした。
気になるところとしては省電力モードにはしてるもののつけっぱなしなのでモニターの電気代へのインパクトがどれくらいありそうか、というのはあるかもしれません。
サイト表示だけではちょっともったいないので、もっと有意義な使い方募集中~ (それこそスピーカー付いてるからBGM再生にも使えるか)
満足度:★★★★☆