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アトラクションマイクロホン SAM-2000
検索ワード「my first Sony」でいつものヤフオクパトロールをしていると、これまでに見たことがない機械を見つけました。
アトラクションマイクロホン?
一見すると音声を変えて話せるマイクのようですが、一体なんなのでしょうか?

動作しないジャンク品のせいなのか、これからの人生で絶対使わない気がしましたが、お安かったのでとりあえず買ってみました。
送料無料なのが良くない!
安物買いのなんとやら・・・
動作確認

届くまで大きさが不明だったのですが、思っていたよりかなり巨大でした。
早速、新品の乾電池を入れて動作確認。電源LEDの点灯を確認してマイクに向かって話してみましたが全く反応せず。
ボリュームと音声変化のスライダーも全く効いてる感じがしません。
一体、どこが壊れてしまっているのでしょうか?
うんとも、すんとも、言わない
仕様
ebayで見かけた製品マニュアルを元にしています。
| 型番 | SAM-2000 |
| 発売年 | 1991年 |
| 電源 | 単3乾電池x4ホン(DC 1.5V x 4) |
| 出力 | 1W |
| 重量 | 440g |
| 外形 | 114mm x 55mm x 232mm |
| 駆動時間 | マンガン電池3時間、アルカリ電池7時間 |


分解
背面に止まっているネジを6本はずすだけで、簡単に分解できます。

基板は1枚だけでその両面に電解コンデンサーがついています。
ラジアル型と表面実装型、結構な数がついており、よく見ると...かなり液漏れしているようです。

これが音が出ない原因なのでしょうか?
電解コンデンサー交換
1つずつ地道にとりはずして交換していきます。スペースが限られているため標準サイズ品は横倒しにするなど、工夫が必要です。
最初適当に取り付けていったら普通にフタがしまらなくなりました。
スライダー側

| 耐圧 | 容量 | 備考 | |
| C15 | 10V | 1000μF | ラジアル型 |
| C8,C10,C18 | 10V | 470μF | ラジアル型 |
| C4 | 10V | 220μF | ラジアル型 |
| C26,C56 | 50V | 2.2μF | 表面実装型 |
| C25,C28,C32,C53 | 50V | 1μF | 表面実装型 |
| C27,C51 | 16V | 10μF | 表面実装型 |
| C41,C50 | 10V | 33μF | 表面実装型 |
| C19,C20,C21,C22,C43,C44 | 6.3V | 100μF | 表面実装型 |
キーパッド側

| 耐圧 | 容量 | 備考 | |
| C39 | 50V | 2.2μF | 表面実装型 |
| C11 | 50V | 1μF | 表面実装型 |
| C24 | 16V | 10μF | 表面実装型 |
| C35,C36 | 10V | 33μF | 表面実装型 |
| C13 | 6.3V | 100μF | 表面実装型 |
できるだけ小型のコンデンサーが用意できると良さそうです。

取り付け方を試行錯誤してどうにかこうにか取り付けました。
動作テスト

恐る恐る乾電池を入れて電源スイッチをオン。
「ニャーン!」
音が出ました!
ボイスチェンジ機能も効きはそこまで強くないですが、生きてるようです。
仕事でいった先の高校生に触らせたら面白がっていました。
詳細はYouTube動画の方でご覧ください。
まとめ
my first sonyシリーズは、やはりカセットテーププレーヤーが一番よく見かけますが、CDプレーヤーや電子スケッチパッド、ドラムパッドなど多種多様な商品が展開されていたようです。今のように「なんでもスマホ」ではなかった時代、子どもの好奇心をくすぐる魅力的なラインナップだったのかも知れません。

やはり電解コンデンサーがだめになって通電できなくなるケースが多そうなため、他の商人でもそのあたり機会があればトライしてみたいです。

