X68000に内蔵していたコンパクトフラッシュを1GB⇒2GBにした
すっかり忘れていたゼロスピンドルの有り難み
色々と、物置を断捨離しようと。

老後の楽しみのX68000の保険にとっておいたSCSIハードディスクを処分することに。
久しぶりに電源を入れたら、音が結構すごいな・・・
「キュイーン、コココ・・・ジーーーーッ」
昔はずっとこの音がしてたんだなあ、、、と、最近すっかり猫も杓子もSSD化されたので、改めてかなり耳障りだな、これ。。というわけで処分確定。
Human68kの1パーティションの限界は2GB
手持ちのX68kにはSCSI変換基板をかませた1GBのコンパクトフラッシュが内蔵されているものの、ちょっと容量が足りなかった。
そうだ、これを2GBにすればあと1GB増やせるじゃないかと!そしてHDDの中身をバックアップしてまとめてしまおう。ビバ!集積化!

2GBのCFっていくらくらいだろうか、、とちょっと探すと、transcendのがヤフオクで860円で落札。いい時代だな・・・。
はるか昔に、1インチの340MBのマイクロドライブを3万くらいで買って、ジョルナダにいれてMP3プレイヤーとして持ち歩いてた遠い記憶。
(ヤフオク見たらシーゲートの4GBも2000円くらいだった・・・)

思い出しながらのdosコマンド
ネット上にはあんまり情報がないから、あれ、フォーマットとかどうやるんだっけ、とかググっても出てこないから要注意だだだ。
外付けのSCSI-IDを「1」にしてデイジーチェーンでつないで、まずはHDDにファイルをコピーして、整理。

ファイラーはとりあえず動いたWSを使いました。他にはmintとか、人気でしたね。ちなみに自分はDI派でした。
次に1GBの代わりに2GBのCFを挿して、IDを入れ替えて、外付けHDDから起動し、FORMAT.Xを起動

おもむろに初期化。2GBのフォーマットもそれなりに数十分はかかります。一晩とかかからなくてよかったけど。

無事に初期化完了したら、SYS.Xでシステム転送。
他のデータもCOMMAND.Xとか一通りコピーして再起動すると・・・

ドギャーン。なんか問題があったか?
・・・・そういえば、1GB以上のパーティションから立ち上げるときは、IPLの書き換えが必要だったことを思い出し、ちょっと悶々として
GOVERHD.Xというツールを思い出して実行。
なんとなくなおったぽいw 無事解決?
これで(死ぬまで?)快適なX68000ライフを引続き楽しめます!
ClassicPC Rescue Committee – CFtoSCSI/SASI Converter :
情報をあさってる時にこんなサイトを発見。
お値段は結構しますが、1枚のCFで、SCSI-HDD7台まで認識させられるので、2GBx7で14GBまでいけることに。
さすがにこれだけあれば、死ぬまで容量で困りませんね。 長く使うならこの手の製品も用意しておかないとですかねえ。
ヤフオクでも軒並みX68k系商品が値上がりしてるのでいよいよクラシックPC時代って感じですかね。
2020/02/17追記:
変換番長PRO V.3.2.2.6 | クラシックPC研究会 :
新しい、CF>SCSI変換器が発売されていましたので追記します。