電波新聞社XPC-4とAVerMediaAVT-C285でX68000実機のゲーム動画をキャプチャー

X68000実機画面のキャプチャー

このブログでは、これまでX68000実機の画面のキャプチャー環境がなかったため、実機の68画面を載せる際にはスマホ(iphone)でそのまんま画面を撮影するという「だいぶ雑な方法」に頼っていました。

こいつは、どげんかせんといかん、と思い、早●年・・・。

XPC-4

そう思っていたところ、以前より候補に上がったのは現役X68000ユーザ(どれだけいるのか?)の中でも特に利用者の多い電波新聞社の「XPC-4

色々難点もあるようなのですが、一定利用者もいるので、困った時に使い方を聞けるという強みも捨てがたく。

マイコンソフト「XPC-4」製品ページ :2008年発売!なんと13年前ですか・・・。

税別で定価39,800円。

当然、新品での入手は難しく・・・。そんな中、いつもお世話になっている知人から、箱なし、リモコン付き30k円で譲っていただきました。

(Amazonで6万円くらいで買えるみたいですが・・・)

よっしゃー、ゲット!

「ん?しかしこれだけではWindowsPCに取り込んだりとかできないのでは?」

そうですね。あくまでこれは液晶とかに映す機械なので。

録画するにはっと・・・なになに、最近はやりの「ゲーム実況」などで使っている機材を使うのがよさそうとのこと。

なるほど。

とりあえず映像が取り込めれば良いのであれば、例えばこういうのがあればいいらしい。

ふむふむ。

他にも何かないかな?と調査して見たところ、twitterに68動画をアップされている方が利用中の機器を教えていただきました。

AVerMedia AVT-C285

それがこちら。早速、ネット上をチェック。2013年発売とのこと。結構、経ってるのでお安く手に入りそう。

Game Capture HD II(AVT-C285) | 比較する | AVerMedia :

SSD(HDD)を内蔵、もしくはUSBで外付けしてそこにボタン一つで録画できるとのこと。

簡単そう。詳細はよくわからないけどとにかく動作実績があることを最重視して同じものを導入してみることに。

ヤフオクに手頃なのを発見。2013年製だし、そこまで人気がないのかも。付属品のケーブルとかもなんだか無いみたいだし。。

送料込み3,000円くらいでゲッツ!120GBのSSDもついてこのお値段!なんとなくお得感。

各機器の接続

接続といってもそこまで難しいことはなく。

映像:X68000(アナログRGB)⇒(D-SUB15toD-SUB15)⇒XPC-4(アナログRGB)⇒(DVItoHDMI)⇒AVT-C285(HDMI)

音声:X68000(背面LINEOUT端子)⇒(ミニステレオジャックtoRCA)⇒AVT-C285(RCA)

という感じで接続してみます。

ファームウェアがやや古かったので、1.0.30から、最新の1.2.5に更新しました。

ダウンロード | サポート | AVerMedia

AVT-C285:FW Update_20161214.pages

巨大な文鎮にならないか、ドキドキ(無事完了)

レッツキャプチャ

最初、キャプチャしても音が小さかったのですが、設定の中に音声の調整項目がありそこをいじったら、いい感じになりました(わかりにくい場所にあります)

超連射68Kのリプレイデータでテスト

大昔にプレイしたリプレイデータを早速キャプチャー実験。

ゲームを起動したら、少し画面がはみ出したのでXPC-4のリモコンについてある「自動調整」ボタンを押します。

あとは、AVT-C285の録画開始ボタンを押して待つだけ・・・、2,000万点超えの全面クリアなので1時間近くかかります。

結果、8GBくらいのmp4データになりました。最初はもう少し短いデータでテストすればよかった・・・。

超連射68K

もういっちょ、別の同人シューティングゲームを録画してみました

SuperStarShooter V2

どちらも昔にプレイしたときのものです。(今はきっともうこのスコアは出せないでしょう・・・。)

もとのmp4に比べると、Youtubeにアップロードした時に少し映像が劣化してます。

Windows上でのエミュレーター録画の綺麗さには当然負けますが、そこそこ見れるのではないでしょうか?

あと、なぜかAVT-C285が、USBメモリ経由でデータのやりとりの際に、差し込むといつも「データが壊れていて修復しますか?」が出るのがちょっと難点でしょうか(使い方が悪い?)

ビデオエディターで編集

あまり需要はなさそうですが、標準的なアプリで低品質に落として保存する方法もあります。

Adobe Premireみたいなのでちゃんと編集したいですが、それはまたいつか。

というわけで、XPC-4の入手難易度は高いですが、録画マシンはお安かったです。HDMI出力切替器で統合できるので、これはこれで便利です。

PCエンジンミニもつながるしね!

おしまい

おまけ

XPC-4のマニュアル(リンク)

2han_XPC4_MANU2014_04_10FIX1.indd :

AVT-C285の情報

VIPで初心者がゲーム実況するには – AVT-C285の使い方 :