ダイソーの300円USBスピーカーをパッシブスピーカーに改造したら、X68000音源の動作モニター用にいい感じ

2023/03/16

今回は冬休みの宿題的なノリで、デジモノネタです。

近頃は、何でもUSBを電源としていますよね。

以前用な電子機器1つに対してそれぞれにテーブルタップ等のコンセントで1台ずつ給電するよりは、USBによる給電の方が便利といえば便利なのですが、机の上がUSBケーブルだらけになるのもちょっと考えものです・・・。

というわけで、去年、DAISOで衝動買いしたみなさんご存知の300円USBスピーカー

小さくて便利なのですが、こいつもUSBケーブルで給電しないと全く音が出ません(構造上)

なので使う時はUSBケーブルも電源のためにつなぐ必要があり不便です。。。

そこで、よくよく見るとUSBケーブルだけじゃなく、ミニステレオの音声用ケーブル(ジャック)もついてるので、コレだけを使ってUSB給電なしで使える方法ないかな?と思って調べたらありました。

ダイソー300円USBミニスピーカーで遊ぶ – HMcircuit : 色々、めちゃくちゃ詳しく書いてあります。

結論からいうと、内蔵アンプを使わずにパッシブスピーカー化すると良いらしいです。

ちなみにこのスピーカーは、アンプが中に入っているアクティブスピーカーといって、USBから内蔵アンプに給電しています。

アンプをあえて使わなくする改造なので音は小さくなると思うのですが、おそらくは「全く聞こえなくなるわけではないだろう」とたかをくくってチャレンジです。

まあ、失敗しても300円ですしね!

改造に必要なもの

そこまで入手性が低いものは必要ないようです。

・DAISO 300円USBスピーカー
・ハンダゴテとハンダ
・ニッパー
・細めで長いマイナスドライバー
・絶縁テープ
・グルーガン
・子供が手芸で余らせたフェルトの切れ端

分解

まずはスピーカーが4本の+ネジでとまっているので、ドライバーで開けます。

中のアンプ基板は不要なので、ネジをはずして取り出します。

アンプ基板につながっている導線をハンダゴテではずします(ニッパーでカットしても良いでしょう)

USBケーブルとオーディオケーブルがくっついてるので、さけるチーズをさくように、バラします。

穴を塞ぐ

スピーカーの裏面の、ボリュームスイッチ用の穴とコードが出ていた穴が空いたままだと、音がスカスカになるそうなので、グルーガンで塞ぎます。

テープを貼ってから塞ぐとうまくいくようです。

だいぶ適当な感じです。そしてグルーガンもDAISOでなんと200円で売ってるようです。恐るべしDAISO。

結線する

アンプ基板の入っていた方のスピーカーの導線(赤・黒)と、オーディオケーブルの導線(オレンジ・青・黒)と、アンプ基板の入っていない方のスピーカーの線(黒(太)・黒白(太)線)を、それぞれ下記のようにつなぎます。

・赤とオレンジ(スピーカーR)
・白と黒白(太)(スピーカーL)
・青と黒(GND)と黒(太)

つないだら、はずれないようにハンダで適宜、固定します。

ショートさせないのと、固定力を強めるべく、絶縁テープを貼りました。

フェルトを詰める

スピーカーの中に吸音材が入っていると音が見違えるように良くなるらしいと聞いたので、とりあえず子供からもらった手芸で余っていたフェルトを適当に詰めてみます。

あとは、分解したときの手順と逆に、蓋を締めて、ネジを4本締めて完成です。

動作テスト

X68000の前面にあるヘッドフォン端子につないでテストしてみました。

ちゃんと鳴りました!実験結果としては十分成功と言えそうです。

よって、静かな室内でちょっとステレオ音源の再生テストに使うにはかなりいい感じでした。

ちなみに肌感覚ですが、X68000の内蔵スピーカーではボリュームが9時のところと、DAISOスピーカーでは3時のところが同じくらいな感じです。

 

いつかは手作り真空管アンプなどを作って、それにつないでみたりしたいですね。

(おまけ)なんと通販でも買える

ミニスピーカー | 【公式】DAISO(ダイソー)オンラインショップ :

ただし、8個セット(2,400円)笑

おしまい