X68000 Zのクラウドファンディングに参加したら、いつの間にか中の人をインタビューしていた

X68000 Zフィーバー

X68000 Zといえば・・・、去年のMI68で展示されたモックアップ実機「背面がまだ秘密・・・」バージョンを見たのが最後でした。

初めてブース参加した、第12回マイコンインフィニット68★PRO-68Kは、大盛況すぎの巻

X68000 Z – 株式会社 瑞起

クラウドファンディング開始!

そのおよそ2か月後。

突如として2022/12/3に始まったX68000 Zのクラウドファンディング!

「時を、超えた。」伝説のモンスターマシンを復活させたい!(By 株式会社瑞起) – クラウドファンディング | Kibidango【きびだんご】 

どんなものなのか、誰も詳細情報がよくわからないままに、目標金額の3,300万円を大幅に超える971%を達成!

いったい、誰がこんなに支援したんだ…(笑)

正直、最近は表向きには一般ピープルとX68000について語り合う機会なんてなかった49歳としては、ただただびっくりするばかり。

みんな、どこにおったんや・・・・。

そんなわけで一口乗ってみた

というわけで、まさにこのビッグウェーブに乗るしかない!ということで、『せっかくなので俺はこのプランを選ぶぜ!』

一番安いプランとちょっと迷ったんですが・・・メッセージも入るっていうし。。。ここあX68KBBSシスオペとしてせめてこのプランにダイブ!

・・・カード電卓、当時、ほしかったんですよね。。。

XVIを1992年に買った時は新品はとてもとても買えなくて中古、モニターも中古。。。そこは悔やまれますが、今こそその気持ちをリベンジ!

うーん、めっちゃ楽しみ!2023年3月末に届くらしい。クラファンって普通に1年後とかになったりもするので、早いですね。

ZUIKI社突撃取材

そんな2022年末のある日。

ライブドア時代の知りあいから「X68000 Zを見に行かないか?」とお誘いが。

なんでもX68000 Zの商品企画部長と直接、「開発のこだわり」や「製品にかける想い」についてインタビューできるらしいとのこと。

最初はどういう依頼かよくわかっていなかったのですが、ちょうど年明けからサラリーマンを辞めて独立することもあり、ガッツリ平日の日中でも全然横浜までいけそうというだったので「1秒で了承」。

取材当日

2023/1/6。はやる気持ちを抑えつつ、オフィスがある最寄り駅へ。新しい駅なのか、まだ乗客も少なかった。

オフィス近くの中華料理屋でランチ(辛いマーボー豆腐)を食べながらどう取材を進行するかを事前に打ち合わせ。

そこで「インタビューするにあたってのX68000にはそこまで詳しくないのでアドバイスを欲しい」ということできたのに

「そしたら・・・インタビューも進行してもらえますか?」とお願いされ、え!?っと思うも、まあ良いかと。

(ついつい、X68K熱が入りすぎて自分が聞きたいマニアックなことばかりしゃべりすぎて記事が書けないようなことにならないように気をつけねば…)

その後、kibidangoの方とビルのエントランスで落ち合ってからいよいよ突撃!

いきなりテンションがあがりまくる社内!わくわく

取材開始

広い会議室にはZが大きいモニターに接続されており、画面にはグラディウスが流れていました。

まずは名刺交換。オフィシャル(?)の場でこの名刺が役立つ日がくるなんて・・・。

そして企画部長の米内さんから「えくしびさん!お会いしてみたかったです!」と(笑)いったい、どういう人のイメージで伝わっていたのか。

(私もお会いできてうれしいです)

あっという間の1時間

ある程度用意してきた質問事項に答えてもらってからは、今後の展望やこのZフィーバーの理由についてなど話が広がり、気づけばあっという間に1時間が経過していました。

そして「せっかくなので記事の中にえくしびの名前も出しましょうよ!」と言われ、えー、大丈夫かな?wと思いつつ

ちょうどX68KBBSの宣伝にもなりそうなので、広報担当として名前を出すことに(さすがに顔はでなかった笑)

X68KBBS (現在のメンバー数157名に!)

記事にはかけない裏話も聞けて大変いい時間になりました。

結局X68000とはなんだったのか

あれこれ話しながら自分の頭を整理していましたが、「結局のところ、これは何に使えるものなの?」ということにこだわりすぎずに、35年前のパソコン少年が当時拗らせ想いを取り返して昇華させるプロジェクトなのかなと、ほろ苦いメモリーを胸に、ZUIKIオフィスを後にしました。

記事公開

その後、公開された記事がこちらです。

「クラファンで本体完売」偉業達成の「X68000 Z」新情報続出!開発部長 VS X68ガチオタクの熱闘インタビュー、その結末は…… | Game*Spark – 国内・海外ゲーム情報サイト 

読みにくいところはあると思いますが、そこはあまりきれいにまとめるのではなく、あえてライブ感を残した編集をしていただきました。

この度は、貴重な機会をいただきありがとうございました!

ハッカーズエディションで有志による検証が続く中、果たしてどのような商品が最終的に仕上がるのか、大変楽しみですね。