そもそも040Excelとは?

DMAの関係でメイン基板に直接配線してあります
X68000XVIをベースとした場合のパワーアップの常套手段はご存知クロックアップ。
多くの人は16MHz⇒24MHzとすることで、エクシヴィをバクシヴィと改造していたことと思います。
うちも、24MHz、20MHzの切り替えができる改造をしてしばらくは使っていました。
それ以外の方法ではやはり有名どころはXellent30ですね。今でもたまにヤフオクで見かけるので、財力があればゲットできそうですね(苦笑)
2016年の記事ですが、参考までにこんなのも
X68000 XVIのXellent30搭載モデル、税込13.5万円 (取材中に見つけた○○なもの) - AKIBA PC Hotline!
懐かしくて最後まで見てしまったw
X68000版 沙羅曼蛇をXVI with Xellent30でプレイしてみた [ニコニコあっぷる] :
※マイナーどころではHARPとかV70ボードとかありましたが、割愛w
そんなさなか、もうX68k熱も世の中的には下火になりつつあった1999年に、偶然「040Excel」なる同人ハードを知ったのでした。
社会人になって一定お金もあったこともあり即申込み。すったもんだの末1年後にゲットしたのでした。

ジオシティーズも終わってしまいました。。
といっても、もうこの頃はWindows98PCをメインで使っていて、手に入れたことに満足してそのままになってしまっていました。。。
というわけで、このエントリーは?
久しぶりに040Excelを起動したら、動かない!
というわけで、もし仮に2019年に040Excelを入手したらどうするというときのために、誰にも役立たない読み物として書き残しておきます。
(というのも、びっくりするほど、040Excelの情報が残っておらず、いや、そもそも作られておらず、海外のサイトにも、これ1つくらいしか見つけられませんでした。まあ、それはほかの68オプションについても大差ないわけですが。。。)
そもそも起動させるために必要な手順を色々忘れてしまっていたので、インターネットを彷徨うと、必要なものが一式そろってるありがたいサイトを発見!
Directory Listing of /X68000/Misc/ :
ここにある040+060Excel.zipがかなり大事ですw ここにたどり着くのも大変でした・・・。
そして、次は起動時には、040turboにおける040srampatch.xのような、SRAMに040CPUで起動させるための常駐プログラムのsrampatch.xが必要なのですが、それも上記のzipに含まれてます。
結局のところ起動しなかったのは単純な話で、SRAMのボタン電池が死んでて、この起動用のプログラムが消えてたのが原因でした。
というわけで、これをWindowsPCからX68kへ持っていかないと行けないのですが、昔だったらMOとかだったのですが、ちょうど先日入手したRaSCSIがあったので、 XM6typeGで作成したHDDイメージに、上記のzipファイルを書き込みます。
このとき、DiskExplorer というフリーソフトを使いました。Vistaまでしか書いてませんでしたがWin10でも使えてます。便利なものがありますね。

あとは、X68k実機の方で上記のファイルunzipで解凍。DISKイメージになってるので同梱のリストア(リストア派とレストア派がいますよね)しました。

とりあえず復活

ボードは壊れてないことが確認できたので、次は、040Excel経由でのRaSCSIやMach2の動作テストや、これまた先日入手した40MHz版040での高クロック動作にチャレンジしたいと思います。

まあ、、、、その前に下部基板の電解コンデンサー交換とボタン電池交換からですが・・・(笑)

最後に
060Excel もしチャンスがあったら060化してみたいですねえ・・・。060もさることながら、このROMってのはどうやって入手するんだろうか・・・。
もしくは、Jupiter-Xほしかったな~。誰かレプリカで作成挑戦しないかな~。その前にCPU(060)が手に入らないか~
060turboレプリカはがんばっている方がいらっしゃるので、こちらでもあるいわ・・・