X68000 メンテナンス日記(その19)2020.5.6 最も入手困難なX68k。BIOS画面から進まない「X68030 Compact」(修復編その1)

2020/09/02

コンデンサー交換だけで終わると思っていたら全然甘かった

ゴールデンウィークならぬ、我慢ウィーク最終日ですね。

↓前回の分解編の続きです。コンデンサーが中々到着せず、時間が空いてしまいました。コロナウイルスの影響でしょうか・・・

ターゲットはメインボードと電源(SH-7)

まずは部品点数の少ない電源(SH-7)から着手

こちらの小型の電源のコンデンサー交換から着手しました。電源は入るのですが、悪化する前の処置です。

カバーの部分をはずすのにちょっとしたコツが必要です。クリップのような金具で図の上部2箇所、噛んでいる部分に気づくのに少し時間がかかりました。

コンデンサーの除去は慣れてきたのか、サクッといきました。

垂直になっている基板は取り外さなくてもいけました(手抜き)が、はずしてきちんと洗浄するのがベストでしょうね。。

今回は電源は故障まではいっていなかったので、そこまで基板にもダメージがなさそうでしたので、ちょこちょこっとアルカリ電解水>エタノール>フラックスクリーナーでお掃除します(当然、よく乾かします)

少し綺麗になりました

この、200V 270μFのコンデンサーが入手しづらいので要注意です。

あと、この耐熱チューブは、1つだけ必要なコンデンサがあるので調達。元々のは住友電工が作ってるので、スミチューブというらしい。

材質がオリジナルと近いのは最低1mからで700円くらいしたので、「こんなにたくさんいらない・・・」と、ちょっと材質違うので硬いのが200円ってのを見つけて、それにしました。それでも、こんなにたくさんいらないんだけど(次、いつ使うことあるだろうか。。。欲しい人いたら、分けますw)

こんな感じになる

最後に、ファンの音がなんか変な感じなので、同等品に交換したいところですが、似たようなファンはあるようですが、ネジの位置や厚みが異なるようで、一旦、後回しにします。

続いて、メインボード

サクサクとコンデンサーをはずしていったところでトラブル発生!

ガーン!基板上のパターン(ランド)が剥がれてしまったじゃないです~・・・困ったなあ。

下地の茶色いところと通電すればいいらしいので、対処方法としてはいくつかあり、ジャンパ線を飛ばすというのが一般的らしいのですが、その先のパターンにつなぐのも難しそうなので、別の方法にトライしてみます。

修復グッズ

通電効果のあるらしい接着剤と塗料(テクノペン)ですね。

2つとも試した感じですと、ペンの方は塗るのは簡単なのですが(はみ出しに注意)、そこにハンダを盛ろうとすると溶けてしまい、結果、うまくいきませんでした。。

テクノペンを塗ったところ。ここまでは良かった。
接着剤を塗ったところ

なので、接着剤の方が良さそうですが、接着剤という名前の割には、あんまりすぐに乾いてくっついてくれなかったので、こちらも通電する塗料?みたいな感じです。なんとなくうまく行きました。あとニオイが臭いですw

こんな感じで田植えをしていきました。

あれ?コンデンサーが無いぞ?

そんなことある?

ジャンクとはいえ、リストと突き合わせていくとあるべきコンデンサーがついてません。それにしては綺麗なので、前のオーナーが外して綺麗にして新しいコンデンサーをつけ忘れたのでしょうか?もし、これだけが理由で起動しないなら、ラッキー(後でこれは関係なさそうということに・・・)

半田ごてを頻繁に使うならこれはオススメ

おまけですが、頻繁にハンダゴテのコンセントの抜き差しが発生してたので、手元でON/OFFできるスイッチを導入。
ひと目で、ONかOFFかわかるので便利。1日の終りに根本からプラグをはずす運用で火災の心配もなし。

一通り交換して、スイッチオン!

・・・

・・・・

交換前と変わりませんでした・・・ずっとこの画面のままです。

CPUをMMU有りに変えたり、68882をつけたりすると画面はちゃんと変わるのですが。

ここから、終わりの見えない修理バトルが始まりました!

嗚呼、これが68道・・・。続きます。

X68000/X68030

Posted by xbee