先日の電源修理(SH-4)があがってきました!
ヤフオクで落札して依頼していた修理品があがってきました。

ばばーん!!そして、ついで(?)に、下部基盤も修理していただきました!ヒャッハー


いたれりつくせりでした。また電源修理の際にはお願いしたいです。
メイン基板にラジアルタイプの電解コンデンサ取り付け
というわけで、前回はメイン基板のコンデンサーを外したので、今回は取り付けです。返ってきた基板を見ながら、同じ感じで自分でつけていきました。
その際に、こちらのコンデンサーのリストや外し方の情報が大変参考になりました。ありがとうございます。
X68030 電解コンデンサ交換 | さば技研 :

外したところに先にハンダを少し盛っておいて、コンデンサーの足を曲げてハンダゴテで温めたハンダの中に足先をサッと突っ込む感じでくっつけていきました(わかりにくい)。
プラスとマイナスの向きに注意して、11個つけたあとは、再度、念入りに極性をチェックし完成です。

RGB(ビデオ)ボックス、拡張(I/O)スロット、内蔵増設メモリのメンテナンス
RGB(ビデオ)ボックス
こいつは、表面実装コンデンサと、ラジアル型電解コンデンサの両方がついてます。ラジアルの方は、ハンダゴテで熱するだけで自動吸取り機を使わずとも取れました。残ったハンダは吸取り線で吸い取ってOKです。


拡張(I/O)スロット
表面実装が4つだけなので比較的簡単でしたが、チップ抵抗?が近くにあるので、付けるときがちょっと難しかったです。


内蔵増設メモリ
ラジアル型のコンデンサー1つだけなので簡単かと思ったら一番苦労しました・・・。
何度やってもうまくハンダがとれず、最後あきらめて、0.5mmのピンバイスで穴をあけました。
ピンバイスを初めて使ったので、最初ちょっと戸惑いました。参考にしたサイトはこちら。
ピンバイスのドリル刃取付方法 - 0.1~3.2mm対応品 :
最初、どれだけ回しても「穴、あいてんのかな~?」って感じだったのですが、辛抱強くやってたら貫通しました(笑)
感覚的には0.6mmくらいがいいかもですが、0.5mmの次が0.8mmなのかな?
0.3mmと0.4mmも買いましたが細すぎて使うのも大変だし、買わなくても良かったかな・・・

早速組み立てて、ドキドキの電源投入です
一通りメンテナンスできたので組み上げて起動させてみます・・・うまくいったら拍手喝采・・・。
これで起動しなかったら、最早どこが悪いのか、という話に・・・・。
ちゃんと起動しました!音も直ってる!!!FDD0もFDD1もOK!!!
どうやらFDを読まないのは下部基盤の不調のせいだったようです・・・。でも、その御蔭でほぼフルリフレッシュできて、色々詳しくなったのでよしとしましょう!!
一時は、心が折れかけましたが、辛抱強く見守っていただき、時にはアドバイスいただき、時にはコンデンサーをつけてくれた、温かい現役68ユーザの皆様のおかげで、無事に復活できました。
細かいところを調整したら次はいよいよ060turboに挑戦したいと思います。
※そして起動してみてBIOS表示に8MBと表示されて、内増設メモリが親亀のみの4MBだったことに気づきましたw 今度BEEPで子亀の赤い基板(4MB)を買ってこようと思います。
おまけ 030対応SION2(笑)
いつも動作テストには超連射68kか、SION2を利用することが多かったのですが、030だとエラーが出てSION2が起動しません・・・。
ぐぐると、EXCEEDさんが2017-04-22にパッチ当てをされている記事を発見!
X68000用ゲームSION IIのX68030対応版がリリース - Togetter :
早速、ダウンロードして、RaSCSI経由で030に持っていきました。
ちゃんと動いてるー!最高ですね、やっぱり実機で動かすのわ!!
おまけ その2 ヘルハウンド
たまたま、最近、twitterで見かけたシューティングゲーム。
なんと、X68k版はフリーで提供されているようです。030でも起動しました。

名前は見かけてたような気がしたのですが、プレイしたことはありませんでした。ゼクセクスのような時期にグラIIのようなシステムのシューティング?のようです。
面白そうなので今度、腰を据えてプレイしてみようかと思います。