2013年製の富士通「LIFEBOOK SHシリーズ 13.3型ワイド」のHDDとメモリを交換して爆速起動マシンにしようとしてハマる
【目次】
「起動に30秒かかるんですけど・・・」
「知りあいのおうちのパソコンの起動がめちゃくちゃ遅い!」というので機種を聞いたら、2013年製のCore i5のPCらしい。
それくらいなら、そんなに遅くないんじゃ、、、と思ったが、やはり(?)予想通り、メモリとストレージに問題がありそう。
今までに発表した主な製品(ノートブックPC LIFEBOOK(ライフブック) SHシリーズ 仕様) – FMVサポート : 富士通
よくよく聞いてみるとPCはこれらしい。
メモリは4GB、ハードディスクが500GB、ここをどうにかすれば、簡単に改善されるんじゃないか?と思ってトライしてみることに
改造開始
回復ドライブの準備
正攻法としてはリカバリーのDVD-Rを用意する方法もあるのですが、めちゃ時間がかかるらしいのと、生DVD-Rメディアの手持ちがなかったのと、メーカー指定の使わないアプリをバックアップするのも大変そうだったので、USBメモリを用意して回復ドライブからリカバリーする方法を取りました。
また、念のため、不具合に備えて2つのUSBメモリに作成しました(しかし、後に不具合発生・・・)
しかし今思えばこっち↓のDVDを作成する方式が良かったかもしれません…
モバイルノートPCのハードディスクをSSD換装してみた「LIFEBOOK SH90/M」 | TeraDas
メモリの調達
メモリスロットの空きが1つで、オンボードの2GBとあわせて最大10GBまで増設可能だったので、こちらの8GBを調達することに。
たったの2k円弱。お安いですね。
SSDの調達
お次はこちら。SSDの中古品はちょっと怖いので新品で。
Amazonで3000円ちょっとで256GB。こちらもお安い。以前買った500GBでも6000円くらいだけど、まあ今回は安さを優先してこれで。
取り付けてみる
この時点では、さくさくっと簡単に終わるかと思ってました。
メモリスロットのフタは小さい+ネジ1つで止まってるだけなので簡単です。元の2GBを8GBに交換します。
これくらいのことも最近の人はやったことないんだろうなあ・・・。
さて、BIOS画面で確認。さくっとメモリが10GBに増設完了。順調順調。だいぶ久しぶりにフェニックスBIOSを拝みました。
お次はSSD。バッテリーを外して背面の+ネジをすべてはずすと、底面のカバーがはずれます。
右下に見えてるのがハードディスクですね。
ハードディスクは特に固定されておらず、差し込むだけのようなので右側にずらす(引っ張る)とはずれます。
ショート防止?のビニールカバーをはがして、それをSSDに移植して取り付けてみます。
ふむふむ、いい感じに認識してますね。
SSDのリカバリー
回復ドライブ方式
さて、いざ、回復ドライブのUSBメモリをさして起動すると…
ありり・・・。
よし、、、気を取り直してもう1つの回復ドライブを….ぐおお、こっちもだめだー。
ん、、、PCが悪いのかな?よし、普段使ってるPCで起動してみよう・・・・むおおお、起動しないーーー。
どうやら回復ドライブの作成に失敗していたようです(チーン)相性が悪いUSBメモリだとこういうことがあるんだとか。
回復ドライブを作成したらちゃんと起動するか確認しましょう(教訓)
ドライブクローン方式
気を取り直して。元のHDDに戻して、手持ちのUSBメモリがほかになかったので、USBケーブルで新しいSSDを直結して内容をクローンする方法をとりました。
以前に何度かやったことがある方法なのでいけるんじゃないかなと。
2020年のWindows向け最高の無料バックアップソフトウェア| MiniTool ShadowMaker
クローンには無料ということで、こちらのMiniTool ShadowMakerを利用しました。
ケーブルはおうちにあったこういの。こういうケーブルがあるとベアドライブをUSB接続できるので重宝します。
100GBくらいのクローンで2時間かかりました。
よーし、、、これでどーかな?HDDとSSDを入れ替えて・・・電源スイッチオン!!!
んん?んんんん?自動修復??いやいやまてまて、慌てない慌てない
おやおやーーー、し、診断中!?
だめなんかーーーーい!
あれこれやってみるもダメ。
よっしゃー、この画面が出たなら初期化できるんじゃない?
無線LANでうまくいかなかったので、有線LANポートがついていたのでそこにLANケーブル(当然ネットにつながる)を挿してみる!
おおお、いい感じ!?・・・・
しかし、、、この方法もうまくいきませんでした。
結局、Windows10をクリーンインストールする方法に
万策尽きたか?と思われたのですが、ダメもとでWindowsをクリーンインストールする方法を試すことに
Windows 用のインストール メディアを作成する – Microsoft サポート
ココから起動するUSBメモリを作成し、無事にインストールできました。
なんとか完成
一時はどうなるかと思いましたが、できてよかったです。おかげさまで5,000円もかからずに、キビキビ動くようになりました。
メモリを10GBにしただけだとまだHDDが足を引っ張っていたので、SSD化は偉大ですね。
これであと5年くらいは頑張ってほしいものです。
おしまい。