10年使ったNespresso(ネスプレッソ)Uが故障して買い替えようと思ったけどダメ元で修理したら直った
【目次】
いつものある日、カフェラテを飲もうとしたら
テレワークのお供といえばカフェラテ。
そして、こちらが我が家で長年愛用している「ネスプレッソ U」で、いつものようにカフェラテを作ろうとしたら・・・
「(じょぼじょぼじょぼーーー)」
あんれ~、変なところからお漏らししてるよ~。
そういえばこれ買ったのいつだったかなあ、、、(裏底を見ると)
2012年
ちょうど10年か、、、まあ、家電も10年使ったら壊れるよね。そういうもんだ。
でも、コンプレッサーみたいなのが壊れたらさすがにもうだめかな、と思うけど、
なんか見たかんじ(聞いたかんじ)、大した故障じゃなさそうにも思える。
ちょっと修理できないか調べてみるか。
修理してみる
方法調査
「ネスプレッソ 故障」
というありきたりなキーワードで調べていくと、いくつか分解して修理したサイトが出てきたのですが、どれもうちの故障箇所に該当せず・・・。
そのうち見つかったこのサイトが、どうやらビンゴ!
正常に抽出できなくなったネスプレッソU D50の修理 | Pastime工廠
ふむふむ、「抽出時に手前に傾くシーソーの鼻のようなパーツの左右についている羽根の部分が削れていく運命にある」と。
もはや、生まれ持った持病として遅かれ早かれ削り取られてお湯が手前に出てこなくなってしまうらしい。
なんて悲しい宿命を背負った電化製品なんだ。
修理開始
というわけで、およそ動作原理は理解したので早速修理してみることに。
普段、修理しているレトロPCに比べれば100万倍くらいは簡単そうだ。
用意したのは、
- 接着剤(今回はおうちにあったスーパーX2)
- 特殊なドライバー(★型で六芒星みたいになってる。ダイソン修理しようとして買ったやつ)
- 適当なプラスチックパーツ(今回は自宅にあったアイスを食べる時のスプーン)
準備OK!
分解手順
まず、当然としてコンセントを抜いておきます。
万が一感電しても自己責任ですので気をつけましょう・・・
背面のネジを外す
例の、変わったネジを変わったドライバーで回して2本はずします。
普通のドライバーではまず回せません。
上部のカバーを外す
左右に4箇所が、ツメで止まっています。
マイナスドライバーをうまく差し込むと、ぱきっと外れますが、力を入れすぎるとおそらく折れてしまいそうなので、注意してください。
正面のカバーを外す
これもツメで止まっているので、うまくはずします。
削れている部分の確認
このドライバーで指し示したところが削れてしまっているようです。
この状態でコンセントをつないで水をセットし、抽出ボタンのところにあるカバーを少し動かすと抽出がはじまるのですが、この手前にお湯を流すパーツが、シシオドシのように、手前に傾こうとするものの「カコーン」と空振りしてしまい、元の位置に戻ってしまいます。
よって、これが前後に動作する部分が奥へ行っている時にうまいこと手前に倒れるように削れてしまったパーツを補修していきます。
(文字で書くと動きがかなりわかりにくいですが・・・)
パーツの補修
「
参考にしたブログではマドラーを使ったとありましたが、自宅にあったアイスを食べるプラスチックスプーンでやってみることに。
ニッパーで適当なサイズにカットします。
写真の位置に接着剤でうまくくっつけて24時間乾燥させました。
左右が長すぎてはみ出てしまうと、動作時にぶつかって折れそうなのでそこだけ注意しました。
動作テスト
カバー類を元通りにしてネジを締めて早速、スイッチオン。
・・・・でーーーたーーー!!。
感動のあまり、ピンボケしてますが・・・これで、もうあと何年かがんばってもらえそう!
意外と頑丈なんですね。
メデタシメデタシ
おまけ
というわけで、ミルクスチームつきのも欲しかったのだけど、お掃除が大変らしいので、冬までに評判がいいらしい、これを↓買おうかなと考え中。
エアロチーノ バリスタ | コーヒーメーカー | ネスプレッソ
Amazonではまだ扱いがなくて、公式含めてどこのサイトでも定価の22,000円みたい。
旧バージョンとの比較する動画を見たかんじ、かなりよさそう・・・。冬になるのが楽しみになる一品かも。