
KENWOODのステレオコンポ「ROXY」
高校の入学祝いはKENWOODのROXYでした
当時、欲しくて欲しくてたまらなかったROXY。並行してSONYやパイオニアも検討しましたが、このときはとにかくKENWOODが好きでした。
そんなこともあり、先日たまたま、Xで見かけた「電源が入らなくなったらROXY」をお預かりして、チューナー部とアンプ部のコンデンサーを全交換して復活させました。

とにかく大小様々な電解コンデンサーがあり、かなり時間がかかりましたが色々と勉強になり大変良い経験になりました。

とにかく電解コンデンサーがたくさんありました。

そういえばわたしも高校の入学祝いにROXYのコンポ(DG55)を買ってもらいました。
懐かしくなってつい欲しくなりましたが、さすがに今買っても置き場所がないのであきらめました。
そんな修理動画を探している中で「ステレオコンポのアンプユニットを格安で入手してセレクターとして使う」というものを見つけました。
なるほど、アンプだけなら置けるかも知れない・・・。そう考えてアンプを探し始めました。
プリメインアンプとは
アンプを探す時の価格以外の条件としては、フォノイコライザーのついていないレコードプレーヤーを接続したいので「PHONO」入力がついてるものを探します。

CDやテープのLINE入力とは異なりレコードプレーヤーは出力が弱いので、それ専用の接続をしないとほとんど聞こえないそうです。
また、レコード針の部分のカートリッジの発電方式に「MM」と「MC」とあるのですが、初心者含め多くは「MM」で良いとのことだったので、MM対応していれば十分としました。
最初はこんな感じのROXYなどのコンポの中の一ユニットとしてのアンプを探していました。

もちろんこれでも良かったのですが、さらに探していくと「プリメインアンプ」という専用品があることを知りました。そもそもプリメインアンプとはなんなのでしょうか。
プリメインアンプとは、「プリアンプ(音量・入力切替など)」+「パワーアンプ(スピーカーを鳴らす力)」が一体になったアンプのことで、詳しくは
- プリアンプ部
- 入力切替(CD / PC / レコードなど)
- 音量・バランス調整
- トーンコントロール(低音・高音)
- パワーアンプ部
- プリアンプから来た信号を増幅
- スピーカーを実際に動かす
という2つ機能を含んでおり、あとはこれにスピーカーを繋げれば音がでるようです。
一般的なAVセレクターなどと似ている部分もありますが、プリメインアンプの方が音質重視とのことでしたでのプリメインアンプを買うことにしました。
値段もそんなに変わらないし
KAF-3010Rをゲット
毎度おなじみヤフーオークションでいくつかアンプをウォッチリストに入れて探し、その中でこちらのアンプが見た目もキレイで格好よかったので購入。税込み送料別で1,320円!

送料が別途かかりますが、それでも十分お安いです。

仕様は次のとおりです。
| 定格出力 | 85W+85W(4Ω、40Hz~20kHz、0.06%) 65W+65W(8Ω、40Hz~20kHz、0.06%) 120W+120W(4Ω、EIAJ) |
| 全高調波歪率 | 0.04%(20Hz~20kHz、40W、4Ω) 0.01%(1kHz、40W、4Ω) |
| ダンピングファクター | 42(50Hz) |
| 周波数特性 | Line(CD):5Hz~85kHz +0 -3dB |
| イコライザー偏差 | 20Hz~20kHz ±1dB |
| 最大許容入力電圧 | MM:100mV(0.5%) |
| SN比(IHF-66) | Phono MM:72dB Line(CD):100dB |
| トーンコントロール特性 | Bass:±10dB(100Hz) Treble:±10dB(10kHz) |
| ラウドネスコントロール特性 | +9dB(100Hz、Volume-30dB) |
| 入力感度/インピーダンス | Phono MM:2.5mV/33kΩ Line(CD):200mV/47kΩ |
| 出力レベル/インピーダンス | rec out:200mV/2.7kΩ |
| 電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 定格消費電力(電気用品取締法) | 180W |
| 最大外形寸法 | 幅440x高さ145x奥行400mm |
| 重量 | 8.3kg |
| 付属 | リモコン |
KAF-3010R|取扱説明書・Webマニュアル|JVCケンウッド
今でもマニュアルが入手できるのすごい

届きましたがまあまあ大きいです。通電はしましたが、長く使っていけるように電解コンデンサー交換をしていきます。
コンデンサー交換
まずカバーを止めているネジをすべてはずします。
次に背面を止めているネジをはずし、放熱板と固定されいているレギュレーターのところをはずし、底面に固定しているネジをはずすとメインの基板が取り出せます。コネクター類は注意しながら適宜はずしました。

1箇所だけコンデンサーが邪魔で、長いドライバーが必要な箇所がありました。
メイン基板(44個)
一番大きい63V6800μFは入手しづらいと思いますが、ちょうど良さそうな105度品をヤフオクで見つけました。

送料の方が高いのは仕方なく
基板に固定されているので注意深くはずします。

| 耐圧 | 容量 | |
| C203,C204 | 63V | 6800μF |
| C197,C198 | 50V | 470μF |
| C151,C152 | 100V | 4.7μF |
| C141,C142,C146,C147 | 100V | 2.2μF |
| C143,C145,C158,C159,C161,C172 | 100V | 1μF |
| C135,C136 | 100V | 0.33μF |
| C229,C230 | 63V | 47μF |
| C201 | 50V | 47μF |
| C167,C168,C180,C181 | 50V | 22μF |
| C104,C105,C116,C117,C202 | 50V | 10μF |
| C176 | 50V | 4.7μF |
| C153,C155 | 50V | 1μF |
| C144 | 25V | 100μF |
| C195,C196,C269 | 25V | 47μF |
| C108,C109,C169,C170,C171,C263,C264 | 16V | 100μF |
もう1つ、100V0.33μFが厄介です。

85度品ですが、うまく千石電商で入手できました。


メインボリューム近くの基板(3個)
| 耐圧 | 容量 | |
| C250,C254 | 50V | 1μF |
| C253 | 25V | 100μF |

電源近くの基板(1個)
| 耐圧 | 容量 | |
| (?) | 25V | 470μF |


いつものメンテナンスツール
いつもお世話になっています。
10年以上使っても全く不具合なし
動作テスト
セレクターと音出しの簡易テスト
通電と、MIDI音源を「CD」に接続してセレクターで切り替えての音出しまでは確認できたました。
次回はいよいよレコードプレーヤーとスピーカーを入手して最終動作確認したいと思います。


SL-1200MK3以降のプレーヤーが欲しい
まとめ
再生待ちのレコードたちのご紹介。アーシオンのレコードも注文して到着待ちです。

ザ・スキームのアレンジサントラ「The Scheme:21st Century Revival」が2022年秋に発売へ。作曲は古代祐三氏

■駿河屋 LPレコード アフターバーナー セガ・ゲーム・ミュージック VOL.3(箱・ジャケット・ケース不備(中))
レコードを壁掛けしてみる
Xでたまたま見かけてすごく良さそうなので、1つ100円ということもありまとめて買いました。


色がシックでとてもよいです。