部屋とMSXとワタシ
【目次】
MSXとの思い出
ワタシが初めてMSXに触れたのは恐らく小学生、1986年頃でしょうか。
電器屋さんで、PanasonicのFS-A1で悪魔城ドラキュラがデモされていたように思います。
その後、親戚の家にもたまたまA1があり(そしてなぜかファミコンがなかった・・・)、「ディグダグ」「マジカルツリー」で遊びました。
ご近所さん(のちにPC88でもお世話になる方)の家にもMSXがあって、ここで「F1スピリット」のラリーで大笑いしたのが最後でした。
(スピード出しすぎて曲がれなくて、何度も忘れてブレーキ間に合わなくてふっとぶアレ)
その後、私自身は、PC6001⇒PC8801FH⇒X68000XVIと使ってきたので、MSXを触る機会はあまりなく、次にMSXに触れたのは1chipMSXでした。
1chipMSXとは
2006年に発売されたMSXのハードウェアエミュレータです。
当時、あまり深く考えずに購入したのですが活用できず、すぐに手放してしまいました。。
今回、MSXライフを開始するにあたって、大変コンパクトなのでベストだったのですが、2021年現在、かなりプレミアがついて高騰化しており(2万円くらいだたのが今は、5万円以上とか・・・)ちょっと、手軽に始められないので購入は見送りました。
そんなこんなで、「もう、MSXの実機を持つ日はコないかな・・・」と思っていました(X68000一筋で生きていこう、と)
1本のROMカセットとの出会いから
そんなある日、いつものように、X68000関連の品々をヤフオクで眺めていると、
「MSX ディーヴァ ソフトのみ 送料無料!1,180円」
お~、MSXかぁ~、T&E SOFTのディーバよねえ。こんくらいの値段で買えるのかあ。
なんとなく、深く考えずに入札したら落札できてしまいました。
もしかすると、X68000用の悪魔城ドラキュラなど、ゲームソフトの高騰競争に疲れて癒やしを探していたのかもしれません(こじつけ)
さて、、、本体がないぞ、どうしようか・・・。
MSXのハードウェアを探そう
パーフェクトカタログでお勉強
とりあえず、MSXに関して持っている基礎知識は、「MSXには1と2と2+とTurboRがある」「ROMの差し込み口は1つの機種と2つの機種がある」「後半の機種にはFDDがついているものや、キーボードがセパレートなものがある」「FDのゲームは他機種(88等)からの移植が多い」この程度。
まずは、何はなくとも、MSXパーフェクトカタログを買ってお勉強してみることに。
ふむふむ、なるほど、いろいろな機種があるのね。
とりあえず、FDDはあればよし、スロットは2つは欲しい。MSX2以上が狙い目、かな。
FS-A1がよさそう
というわけで、まずはA1を1万円以下くらいで探してみるが、ACアダプターが専用だったりとか、サビがすごいジャンクとか、初心者お断りな出品が多く、入札してみるも中々これというのが見つからない・・・。
(イメージ写真)
さらに、A1-FだとFDDもついていてベストかも知れないのですが、15,000円以上の予算が必要と、とりあえず始めてみるにはややハードルが高い。
MSXの神降臨
またまた、そんなMSXを探してる、ある日のtwitter。
「なんですと~、無償でお譲り?!~、しかもwsx~(実は、wxでした)MSX2+じゃないですか~」
というわけで、普通(?)に使う分には問題なさそうだったので、ご厚意に甘えさせていただきました。
MSX様到着!!
いや~、X68000以外のレトロPC買うの、久しぶりですね。
ずどーん。
めっちゃでかいダンボール箱で届きました。
そして、おまけソフトもついてる!なんだこれ!ディスクステーション!?X68kでいうところの電脳倶楽部みたいのか!?
なにせ、MSX初心者なのでワクワクしますね。
今どきのモニタにーつなぐには
さて、モニターにつなぐか・・・。おや、つながらない。どうやるんだ?
どうやら、映像出力方法は、元祖ファミコンでおなじみの「RF出力」、NEWファミコンやスーファミでおなじみの「ビデオ出力」、そして「RGB出力」の3つ。
この中で一番キレイに映るのは「RGB出力」
手持ちのケーブルではどうやらつながら無いので、変換器とケーブルを導入します。
DIN8ピン⇒21ピンRGB変換ケーブル
まずはRGBを21ピンに変換するためのケーブルを調達しました。
【楽天市場】『メール便送料無料』MSX2用 RGBケーブル 2m MSX2・MSX2+専用 RGB21ピンケーブル 日本製 穴場開発事業団 AKJ-510034 レトロコンバーター・フレームマイスター対応:アダチデンキ 家電・PCの量販店
予算に余裕がある方はこちらのクラシックPC研究会製のもオススメのようです。
RGB21ピン-HDMI変換アダプタ
そして、21ピンをなんとHDMIに変換してくれるスグレモノはこちら。
やや、値が張りましたが、それだけのものであるようだったので、確実性をとってこちらをチョイスしました。
接続テスト!
どどーん!バッチリ!F1スピリット!!映りました~。
最初、なんか音が小さいような気がしたのですがそのうち大きくなりました。
もしかしたらコンデンサーが弱ってるかもしれないので、近々交換したいと思います。
次回予告
MSXのROMをWindowsで吸い出してバックアップしてみます。
使うのはこちら。
これを使うとグラディウス2が改造できるバージョンかそうでないかわかるそうです。
グラディウス2 スムーズスクロールパッチを試してみた [MSX turbo-R] : ドナドナを聴きながら。
こういうのもちょこちょこトライしていければと思います。
まずはMSXライフスタートということで!
ついつい、MSX ROMカートリッジを見かけると買ってしまってヤバイです。