X68000初代をフルメンテナンスしてサイバースティックでアフターバーナーを遊ぼう~その1~

さあ始まりました、みなさんお待ちかねのレトロPC修理の新シリーズ。

X68030修理編X68000XVI修理編ときて、ついに元祖X68000の修理編のはじまりです。

やはりX68000といえばグレー色の初代機

私が初めて動いてるX68000を見たのは、家電量販店でもパソコン専門店でもなく、パソコンサンデーというテレビ番組の中だったと思います。

パソコンサンデーとは

パソコンサンデー – Wikipedia :

知る人ぞ知る、SHARP提供のパソコンを題材にした番組。子供心に、どうしてNECのパソコンは出てこないのか、不思議に思ったものでした。

副音声でプログラムソースが送信されてきたり、色々びっくりな時代でした。

そこで、最初はMZ-2500(SUPER MZ)とかやX1が紹介されていたのですが、ある日X68000が彗星のごとく現れたのです。

※パソコンサンデーの思い出を語り始めると修理が滞るため、ここまでにしておきます。

パソコンサンデー '89 ゲーム特集まとめ - YouTube パソコンサンデー 1987年05月03日 X68周辺機器特集 1/3 - YouTube

「なにぃぃいいい、グラディウスがオリジナルのアーケード版と遜色なく動くぅぅだとぅぅ」

「65,536色同時発色だとぉぉぉ」

「欲しい!めちゃくちゃに欲しい!欲しすぎるっっ(悶絶)」

※スタパ齋藤さん、お元気でしょうか(閑話休題)

しかし、、、X68000の発表当時(1987年)私は、中学生。

そんな30万円も40万円もするパソコンが買ってもらえるはずもなく、ただただ、グラディウスやスペースハリアーを指を加えて見ていました。

その後、大学に進学し、夏休みにひたすらアルバイトをして中古のX68000XVIを買ったのが1992年のこと

そして33年の時が流れました。

発売されてから33年経過したパソコンは動くのか?

というわけで、改めてやっと(?)X68000に手が届くようになったので、入手してみました。

しかし、いつもどおり新品は売ってませんので中古品を探すのですが、どれもこれも故障しています。

もちろん整備済の動くメンテナンス済のX68Kは高価ですし、ここは1つレトロPC修理が目的なので、動かなそうなのを調達してみることにします。

じゃーん。

こちら、2020年9月にヤフオクで入手した、MIDIボード付きで2万円弱の初代機です。

今回はこれを直していきます。筐体が少し残念な感じなので、補修できたら最高ですね。

(最近、Ys&YsII効果なのか、以前は初代は1万円以下だったのが、状態によっては2万円近くになるケースも出てきて恐るべし、68人気ですね)

届いてからわかったのですが、筐体はあちこち傷だらけで、RS-232C端子とかも錆びてます。

そして、中は一体どうなっているのか。

果たして、修理したらアフターバーナーを遊べるようになるのか?

幸い(?)アフターバーナーは入手済なので、そこそこヤフオクに出品されているサイバースティックも入手していこうと思います。

興奮のコックピット感覚を味わうために!

事前準備

まずは状態確認

オークションの説明では「電源コードをつなぐとLEDは点灯するが電源スイッチを入れると「ピー」という音がする」、ということでした。

実際にやってみたところ、確かに蚊の鳴くような高周波音?が出ました。確実にどこかが壊れてます。

致命的な部分の故障じゃないことを祈るばかりです。

というわけで、コレまで行ってきた修理と同様に、まずは交換用部品などを準備して、修理に臨みます。

交換用部品類を調達

コンデンサー、IC、トランジスタ、抵抗等

これまでのX68000同様に、全てのボードのコンデンサーと、電源ユニットはコンデンサー以外もできるだけ交換してみます。

SRAM保持用のNi-H充電池

SRAMのデータを保持する電池は、他のX68000と異なり、CR2032などのボタン電池ではなくNi-H充電池(3.6V-70mA)[3-V80H-074763]というもので、かなり入手しづらいです。

今回は、若松通商(ラジ館5階)で取り扱いがあったので、そちらで購入しました。

クリスタルオシレータ

上記の充電池から粉を吹いているとオシレータが死んでる場合があるので交換が必要です。

ただし、一番交換したほうが良いオシレーターが「69.55199MHz」という、謎に特殊な周波数のため、普通のお店では入手できず。

カスタマイズできるプログラマブルオシレーターを、digi-keyというサイトなどで調達します。

こちらは送料が結構かかるようなので、後日トライしてから追記します。

岩崎先生の修理マニュアル

X68000(初代) 修理マニュアル レトロマシン修理マニュアル③ – Hirofumi Iwasaki@武者返し.com BOOTH出張所 – BOOTH :

そして、今回もこちらを頼りに進めていきます。

修理をされる方であれば、電子版なら500円なので、即買いです。是非。(岩崎先生、見てますか~!

専用1MB増設メモリ

初代X68000やACEなどは、先に1MBメモリを内蔵しないと、拡張スロットにメモリを追加しても認識しないらしく、まず1MBを調達しました。

ヤフオクで純正品(CZ-6BE1)の1MBメモリを3k円位でゲット。ジャンクなので動くかは不明。ドキドキ。

えくしみえむ 資料館 : こちらの同人ハードも、コンパクトでオススメです。

今日はここまで

果たして、アフターバーナーが起動する日はくるのか?私にもわかりませんが、乞うこうご期待!

次回は、分解から、各パーツの補修を行っていきます。