Nereid(replica)+MIDI=Nereoriという夢のようなボードが彗星のごとく出現したので、イッてみた

2022/01/03

想定外の拡張ボードの出現

Mercury-UnitやMach-2など、順調に買い揃えつつあるX68000用の拡張ボード。

次に購入するとしたら、もう残ってるのは、XsimmXか、POLYPHONぐらいかなぁ、、、と油断していたところに、まあこんな強烈なボードが突如出現。

Nereori (Nereid Replica + midiori) X680x0用 – レトロなPCとか – BOOTH :

やってくれます・・・去年、Nereidを想定外に入手できて、ホクホクしてたところに、まさかのオリジナルボード

令和の時代に、これまでになかったX68000用の同人ハードがでるとは・・・。

(↓去年、Nereid replicaを入手したときのブログ)

X68000日記(その20)2020.5.10 Nereidとちびファイ1でX68kのLANを無線化して漕ぎ出すインターネットは広大だわ

買うか、買わないか、買うか・・・

頑張れば(?)手が届くプライシングなところがまた憎い。。。数秒間、逡巡して、結局、X68030+060turbo機用にゲット。

これまで同様に、1日考えるとかしてると無くなるパターンに間違いなく。

まあ、抑えておけば、Nereid replicaの予備にもなるし、と無理やり自分を納得させることに・・・。

(でも、高いと思いつつも制作実費くらいで製作者さんの儲けは0なんだろうなあ、と。その精神に感謝です。)

拡張スロットが節約できるボードって数少ない

このボード、冷静に考えるとNereidって増設メモリにもなるので、メモリ+MIDIボードとしても有用なボードなんですよね。

(普段、ローカルメモリがアクセラレータについてる、普通じゃない68ばかり使ってるから気づきづらいという)

よって1スロットで、メモリフル実装+MIDI(正確にはmidori互換)という非常に美味しいボードなんですね。

(メモリ+MIDIだとPOLYPHONもそうなのですが、標準MIDIボードと完全互換ではないので、そういう意味でも安心です。あとはSCSI+メモリだとMach-2pもありますが、これもあまり見かけないので、これはこれで欲しかったら即買いですね~。)

例えば、初代機であれば、あとはSCSIボード(or Mach-2)を挿すことで、SCSI+メモリ12M+MIDIが可能になります。

midioriはまたの機会に

いつかは、コレクションとして、midiori(MIDIボード)もゲットと思ってたのですが、これで都合MIDIボードが4枚目になったので、流石に急がなくていいかな(苦笑)

どんだけ、MIDIボード、あるねん、と・・・。

X68000向けの新作MIDIボード「midiori v2.2」が入荷、税込10,780円 – AKIBA PC Hotline! :

Nereori到着

注文後、マッハで到着しました。大変律儀な製作者様です。

今回は、ミニジャックを普通のMIDI用のDIN5に変換するコードが付属してました。マニュアルなどは特に無しの漢(おとこ)仕様。

Nereid replicaと比べてみる

せっかくなので並べて見ました。

単純にmidioriのMIDIポートだけが追加されているのかと思ったら全然構成が違っていました

ちなみにMIDI-OUTのみで、MIDI-INはないので、ご注意ください。

MIDI-INといえば、現役当時、Sted2でのリアルタイム入力で少し使いましたね。あと、PC98のMIDI音源ゲームのデータの吸い出しとか。

動作チェック

使い方によってはIRQの設定変更が必要らしいのですが、とりあえず何もいじらずに挿してみました。

MIDIOUT機能

ハードオフのジャンクコーナーで買った100円のMIDIケーブルが大活躍です。

MIDIポートがなぜか2種類ついてますが、どちらもMIDI-OUTとして動作することを確認しました。

060turboでも問題なく快適に動作します。

USB機能

対応しているマウスが手近になかったので、テストできたら追記します。マウスで、mmdsp操作したい。

(追記)家族が使っていたマウスを奪ってきました。

usbjoy.xのVer1.3+060turbo環境で無事に認識しました。

テストに利用したのはどこにでもありそうなLogitecのUSB接続のマウスです。

LAN機能(準備中)

利用頻度がそこまで高くないので、そのうちに。

SI(system information)

optional boardのところに、拡張ボードが3つ挿さっているような表示がでました。メモリは16MBまで使えるようです。

おまけ(3Dプリンターで制作されたカバー)

いつも情報交換をしている68オーナーのフォロワーさんが採寸されたデータを元に、また別の3Dプリンタ職人の68オーナーの方に印刷いただきました。

感謝、感激!素晴らしい時代ですね。しかもシールまで作っていただき・・・。

早速装着してみましたが、ぴったんこカンカンでした。

現代技術で蘇る、68ライフ!最高です。060turbo切り替えスイッチは、そのうちどうにかしたい(宿題)